彼は年下の男の子


そうなんだ
色々 あるんだね。


「美咲ちゃん おいしい?」


「はい!すごくおいしいです」


「簡単だから 今度一緒に作る?」


「はい!お願いします」


お母さんは 楽しそうに笑った。
 

「お袋~!一緒に作る?って
誘ってるけど 嫌でもはい!って
言うしかないだろ なっ!」


「そんなことないよ」


ちょっとぉ~
あたしに そこ!振るかな?




「ご馳走さま!」


食べ終わって 部屋へ行こうとしたら
まだ 話し続ける。


「お袋!!解放してくれよ」


「アハハ ごめんね 
あたしは これから夕飯の買い物へ
行ってくるから
どうぞ ゆっくり」


やっと 恭介の部屋へと
行くことが出来た。





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