彼は年下の男の子
私は 直美に何時ものごとく相談した
ケンカしたこととか
連絡とりあったないとかは話してたが
あたしが 田中くんを使って
怒らせたことは言ってなかった。
「あんたバカじゃないの!
ヤキモチ妬かそうとして
なんでもないのに・・・怒らせて
あーあ やってらんない!」
「だって・・・
私とは会えないのに
女の子と一緒に居たんだよ
普通は 腹立つじゃん」
「まぁ 今日 うちでバンドの練習があるって
言ってたから 話ししてみたら?」
「・・・・・うん・・・・・
話聞いてくれるかな?
無視されるかも!」
「そのときは あたしを呼んで
纏めてあげるから」