彼は年下の男の子


「まぁ〜話せば長くなるわけよ・・・
一年前に失恋して以来
もう彼氏は作らないって・・・」


「ちょっと!直美!
人事だと思ってベラベラと・・・!」


「その人が忘れられないとか?」


「新くん そんな事ないよ
いい人が現れないだけだよ・・・」


「じゃあ オレが立候補しようかな?
美咲さん 可愛いから!」


恭介くんが 手を上げて言った。



最近の子は口がうまいな~って
なんか おばさんになった気分・・・


「そーいえば さっき美咲は
この中だったら恭介が一番!
って 言ってたよ」


またまた 余計なことですよ直美さん!



「嘘ぉ!マジで? オレ 頑張る!
マジ頑張るよ!」


すると 聞いてたメンバー全員が


「何を?頑張るわけ」


と 大爆笑。


その時は 軽いジョークだと思ってた。



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