彼は年下の男の子
「え?」
分かってたって?
「信じてるもん・・・
だけどムカついたから・・・
無視してた」
「ごめんね・・・
試すようなことして ホントにごめん」
「・・・で・・・
オレのことは聞かないわけ?」
「アルバイトしてるってことかな?
それかこの前の事かな?」
「え?バイトの事 誰に聞いた?」
バイトのことを私が言うと
かなり驚いてる様子をみせた。
「恭介のお母さんに聞いたんだ
偶然 会っちゃって」
「え−!!お袋
なんて言ってた?」
「なんか欲しい物があるからって
楽器でも買うの?」
「まっ・・・そんなもんかな
この前美咲の店に行った時
バイトの途中だったんだ
あの連中はバイト仲間
ってことで 納得してくれたかな?」
「よかった!ちょっと心配しちゃった」