社員寮でラブ!
でも・・・うちの会社
久利生さんも鮎原さんも芽室さんの奥さんの笑美花さんだってみんな楽しそうだし
私だって壁下さんと結婚したら・・・
うん、私は結婚したら仕事は辞めたいけど・・・
壁下さんはどうなんだろう?
家庭に居て欲しいタイプ・・かな?
それとも奥さんにも働いて欲しい・・・とか?
バン!
思いっきりロッカーの戸を閉める音で現実に引き戻された私
に
「ボーっとしてないで。
あなたもサッサと帰ったら?」
着替え終えたお局さまが私をジロリ
それから
「お給料ももらってないうちからすごいわねぇ?」
は?何?何のこと?
と
彼女の視線
追うと
近くの椅子に置いた私のバック
「誰かさんからの貢ぎ物だったかしら?
だったら、彼も大変よねぇ?」
「これは・・・ちが・・」
「じゃ、お疲れ様。」
な、何なのっ!?
いくらなんでも酷くない?
確かに二十歳の社会人成り立ての小娘が持つには高級なブランドのバック
だけど
それは母親に短大の入学のお祝いでプレゼントされたもの。
母子家庭でもバリバリ働く母のお陰で生活に困窮したことはない。
でも父が居ない分を私に惨めな思いさせまいと頑張った母。
何がいけないの?
「自分で買ったんじゃないけど・・・」
久利生さんも鮎原さんも芽室さんの奥さんの笑美花さんだってみんな楽しそうだし
私だって壁下さんと結婚したら・・・
うん、私は結婚したら仕事は辞めたいけど・・・
壁下さんはどうなんだろう?
家庭に居て欲しいタイプ・・かな?
それとも奥さんにも働いて欲しい・・・とか?
バン!
思いっきりロッカーの戸を閉める音で現実に引き戻された私
に
「ボーっとしてないで。
あなたもサッサと帰ったら?」
着替え終えたお局さまが私をジロリ
それから
「お給料ももらってないうちからすごいわねぇ?」
は?何?何のこと?
と
彼女の視線
追うと
近くの椅子に置いた私のバック
「誰かさんからの貢ぎ物だったかしら?
だったら、彼も大変よねぇ?」
「これは・・・ちが・・」
「じゃ、お疲れ様。」
な、何なのっ!?
いくらなんでも酷くない?
確かに二十歳の社会人成り立ての小娘が持つには高級なブランドのバック
だけど
それは母親に短大の入学のお祝いでプレゼントされたもの。
母子家庭でもバリバリ働く母のお陰で生活に困窮したことはない。
でも父が居ない分を私に惨めな思いさせまいと頑張った母。
何がいけないの?
「自分で買ったんじゃないけど・・・」