私こそ光る☆君 ~体育祭編~
『ねぇ、私どんな顔して寝てた?』


まさか、口開けて寝たりなんかしてないよね?


「どんな顔って……」


問われて考え込むような顔をする遥。

そして待つこと十数秒。



……あれ?


なんか遥、固まっちゃってるみたい。


『もしもーし?』


目の前でパタパタと手を振ると遥はハッと我に返り、そっぽを向いた。


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