私こそ光る☆君 ~体育祭編~
『えっ、あっ!!

ちょっと待ってよ!!

借りもの競走どうなったの?』


慌てて遥の背中を追いかける。


「そんなもんとっくに終わった」


こちらを振り向かず答える遥。

その発言内容に驚く。


『えっ!?

じゃあお題っていったい何だったの?』


それが気になって仕方なくついてきたのに!!


「そそそそ、そんなことどうだっていいだろ……!!//」


『……うわっ、ちょ……!!』


ゴツンッ。


動揺しまくって急に立ち止まった遥の背中に顔をぶつけてしまった。


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