私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「おまっ、何で怒ってるかって、そんなのお前が俺様の好きなやつがウチの担任だとかふざけたことをぬかすからだろ!!

俺様が好きなのは……っ!!!!」


好きなのは?


なぜかゴクリと唾を飲んで続きの言葉を待つ。

しかし、待てども待てども言葉が紡がれない。


……あれ?

なんか遥、固まってる?



遥は言いかけて気づいた。


(俺ってコイツのこと好きだったのかー!?!?//)


カァ~ッ。


気づいた途端に恥ずかしくなって、もともと赤かった顔がさっきまでとは別の意味でさらに赤くなる。


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