私こそ光る☆君 ~体育祭編~
『はぁ~……』


途端、身体中の力が抜けてヘナヘナ~ッとその場に膝から崩れ落ちる。

まるで何かのスイッチが切れたみたいに。



「ハルちゃんすごーい☆」


由依に手を叩いて褒められて、遥は満更でもなさそう。


「お、おう、そうか?

これくらい俺様の手にかかれば朝飯前だ」


なんて胸を反らして威張っちゃってるし……。



それにしてもさっきの何だったんだろう?


だいぶ気分が落ち着いてきて、改めて辺りを見回すと目に入ったのは……?


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