私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「お、おう、紫水!!

たたた、玉入れどうだった?」


どもりまくりながらも何とかその場を取り繕おうとする遥。


遥、ありがとう!!

君は勇者だ!!


しかし、帰ってきた応えは……?




「俺の思い通りにならないことがこの世に存在するとでも?」


ナイアガラの滝の激流に輝く、氷柱(つらら)のように鋭く冷たかった。


ナイです、紫水の思い通りにならないことなんて。

そんなものあっちゃいけないんだ……。




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