私こそ光る☆君 ~体育祭編~

「お、俺様は……//」


言いかけて遥は口ごもる。

ますます赤くなっていく遥の様子に不安になる。


遥、どうしたのかな?

熱でもあるのかな?

どうしてあんなに動揺してるんだろう?

そりゃ遥の好きな人も気になるけど……。


そんなことを考えていた時だった。



パタリッ。


「ハルちゃん!?☆」


緊張と羞恥心が限界に達してキャパを超えた遥は意識を手放した。


< 16 / 186 >

この作品をシェア

pagetop