私こそ光る☆君 ~体育祭編~



「「「「「うお~っ!!」」」」」


まさかの大逆転勝利にスタンドから歓声が沸き起こる。


敵味方関係なく、遥の逆転劇に感動し、祝福しているようだった。


私はというと……?


『~~~っ!!//』


声にならない感動を噛み締めていた。



そこへふいにガチャリという音がして背にしていた扉が開いた。


えっ?


そう思った瞬間に誰かに手を引かれ、抱きしめられる。


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