私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「わかりました。

そこまでおっしゃるなら、コレで遊ぶのはやめにしましょう」


意外とすんなり聞き入れた紫水。


「おお!!

お前、話せば分かるいい奴だな」


顔をパァ~と輝かせるお兄ちゃん。


いや、それは早計にすぎるんじゃないかな?

何だかきな臭い気がする。


「フフッ。

ただし、条件が2つあります。

簡単なことですよ。

1つはこの勝負をなかったことにすること。

もう1つは僕たちと奏の関係について今後一切口出ししないことです」


「なっ、それはダメだ!!」


やっぱり……。


< 184 / 186 >

この作品をシェア

pagetop