私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「お、俺様は病人なんだ。
万年寝太郎のお前とは違う」
「病人って……。
人のこと怒鳴りつけられるくらい元気のある人間のこと、病人とは言わないから。
だいたい、倒れた原因が知恵熱って……。
ダサッ……」
何だかいつもの清龍らしくない。
言うことにいちいち棘があるうえ、饒舌過ぎる。
起こされたのがそんなに不満だったのかな?
「なっ、お前……」
清龍の言葉に面食らった遥は口をパクパクさせて、まさに鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。
良かった、喧嘩にならなくて。
とりあえずホッと胸を撫で下ろす。
万年寝太郎のお前とは違う」
「病人って……。
人のこと怒鳴りつけられるくらい元気のある人間のこと、病人とは言わないから。
だいたい、倒れた原因が知恵熱って……。
ダサッ……」
何だかいつもの清龍らしくない。
言うことにいちいち棘があるうえ、饒舌過ぎる。
起こされたのがそんなに不満だったのかな?
「なっ、お前……」
清龍の言葉に面食らった遥は口をパクパクさせて、まさに鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。
良かった、喧嘩にならなくて。
とりあえずホッと胸を撫で下ろす。