私こそ光る☆君 ~体育祭編~
『由依~!!』
「ヒカちゃ~ん!!☆」
ガバッ。
ロミオとジュリエットのごとく互いの名を呼び合い、どちらからともなく抱き合った。
抱き寄せた由依の頭を撫でると、由依は喉をゴロゴロ鳴らして喜ぶ。
「ヒカちゃん大好きっ☆」
なんて言うから、ますます可愛くて仕方がない。
しばらく二人の世界に酔いしれていると、後ろのシートの方から、
「いってぇ……」
という呻き声が聞こえてきた。
声のした方を振り向くと、遥が顔に貼りついたクッションをちょうど剥ぎ取ったところだった。
どうやら、由依の放り出したクッションが遥の顔面に直撃したらしい。
「ヒカちゃ~ん!!☆」
ガバッ。
ロミオとジュリエットのごとく互いの名を呼び合い、どちらからともなく抱き合った。
抱き寄せた由依の頭を撫でると、由依は喉をゴロゴロ鳴らして喜ぶ。
「ヒカちゃん大好きっ☆」
なんて言うから、ますます可愛くて仕方がない。
しばらく二人の世界に酔いしれていると、後ろのシートの方から、
「いってぇ……」
という呻き声が聞こえてきた。
声のした方を振り向くと、遥が顔に貼りついたクッションをちょうど剥ぎ取ったところだった。
どうやら、由依の放り出したクッションが遥の顔面に直撃したらしい。