私こそ光る☆君 ~体育祭編~
背を向けたまま口元を右手で覆う遥は耳まで真っ赤に染まっていたが、自分のことで精一杯の私はそんなことにも気づかず、困惑していた。
なっ、なに今の~!?//
ドクンって心臓が跳ねた!?
そんな様子を後方から伺う者が二人。
いつになく鋭い目をした清龍と、最後部の座席に座り、我関せずといった雰囲気を醸し出しながらも抜け目なく目を光らせる紫水。
何とも言えない気まずい雰囲気になる。
実際はほんの数秒だったけれど、永遠とも思える時が流れた気がした。
そんな中、最初に口を開いたのは由依だった。
「うわ~ん!!
ハルちゃんがヒカちゃんとった!!☆」
緊張感のない叫びに張りつめていた空気が一気に崩壊する。
なっ、なに今の~!?//
ドクンって心臓が跳ねた!?
そんな様子を後方から伺う者が二人。
いつになく鋭い目をした清龍と、最後部の座席に座り、我関せずといった雰囲気を醸し出しながらも抜け目なく目を光らせる紫水。
何とも言えない気まずい雰囲気になる。
実際はほんの数秒だったけれど、永遠とも思える時が流れた気がした。
そんな中、最初に口を開いたのは由依だった。
「うわ~ん!!
ハルちゃんがヒカちゃんとった!!☆」
緊張感のない叫びに張りつめていた空気が一気に崩壊する。