私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「キャー!!

ルリvって呼び捨てにしてくれたー♪

もう一回vv」


『ぐえっ』


呼び捨てにされた久保先生は興奮のあまり、さらに腕に力を込めてしまった。


く、首絞まる……。

これじゃ、まるっきり逆効果じゃん。



その後、10回以上も呼ばされてやっと開放された。


疲れた……。


「お疲れ~☆」


半ば強引に先生から離れ、席に着くと由依に声をかけられた。


『由依、いたなら見てないで助けてくれれば良かったのに……』


なんだか久保先生に生気をごっそりと吸い取られた気がする……。


< 3 / 186 >

この作品をシェア

pagetop