私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「やっぱ、初(ウブ)だな……」
「勢いに任せて告白しちゃった……☆」
「ハズい奴……」
笑われてハッとした様子の遥の顔はこれ以上ないというほど真っ赤に染まった。
それを見てポカンとする私。
好きなやつを、独占する?
誰を?
遥が告白?
誰に?
「くそっ、何でバレてんだよっ!?」
頭を抱えながら心底悔しそうな顔を遥はする。
「遥は分かりやすいからね。
誰でも分かる……って、そこに一人例外がいたか……」
と言って紫水が視線を向けたのは……
んっ、私?
って、ああ~っ!!
『今、人のことバカにしたでしょ!?』
目が合った瞬間、ニヤリと意地の悪そうな笑みを浮べた紫水に文句を言う。
“自分は何でも分かってます”って顔してるのが気に入らないのよね。
「勢いに任せて告白しちゃった……☆」
「ハズい奴……」
笑われてハッとした様子の遥の顔はこれ以上ないというほど真っ赤に染まった。
それを見てポカンとする私。
好きなやつを、独占する?
誰を?
遥が告白?
誰に?
「くそっ、何でバレてんだよっ!?」
頭を抱えながら心底悔しそうな顔を遥はする。
「遥は分かりやすいからね。
誰でも分かる……って、そこに一人例外がいたか……」
と言って紫水が視線を向けたのは……
んっ、私?
って、ああ~っ!!
『今、人のことバカにしたでしょ!?』
目が合った瞬間、ニヤリと意地の悪そうな笑みを浮べた紫水に文句を言う。
“自分は何でも分かってます”って顔してるのが気に入らないのよね。