私こそ光る☆君 ~体育祭編~



数分の中断の後、再開された競技。

ついにこの瞬間がやってきてしまった。



ううっ……。


涙を呑んでスタートラインに立つ。



こんな時でも笑顔でいなくちゃならない。

アイドルってこんなに大変なんだ……。



「それでは位置について、よーい、スタート!!」


もうどうにでもなれ!!


半ばヤケになりながら足を踏み出した。


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