私こそ光る☆君 ~体育祭編~
『もう、だ・か・ら!!

久保先生のこと、好きなんでしょ?』


フフン、分かっちゃったんだから~。



ガタンッ。


大きな音がして振り向くと、由依が机ごとコケて倒れている。


「いたたた……☆」


『大丈夫?』


相当痛かったらしく、涙目になって打った膝をさすっている。


そんな様子を見ていたらしい、《由依様をお守りする会》の会員がどこからか沸いて出てきて、


「まあ大変!!

由依様、お怪我はありませんか!?」

「痣になってしまったら大変!!

すぐに冷やさなくては!!」


と騒ぎ出す。


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