私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「関係ないだと!?

ああ、そうだな、俺様には関係ねぇ」


『だったら邪魔しないでよ!!

遥のお節介!!』


売り言葉に買い言葉。

ついカッとなってきつい言葉が出てしまった。


ちょっと今のはマズかったかも……。


「…………」


遥は一瞬傷ついた顔をして下を向き、黙りこくっている。

それを見て謝ろうと思うも、意地が邪魔をして口ごもってしまう。


そんな様子を見かねた由依が助け舟を出してくれた。


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