私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「ダメだよ、カナちゃん☆」
私の肩に手を置いて言う。
「それにハルちゃんも、めっ!!☆」
“めっ!!”って……。
遥、由依に子供扱いされてる?
それが癇に障ったのか、
「ハッ?
コイツはともかく、なんで俺様まで説教されなきゃなんねぇんだ!?」
と遥は不満をもらす。
「ハルちゃんはね、照れ屋さんなの。
本当はハルちゃんも僕と同じ気持ちなんだよ?
ねっ、ハルちゃん?☆」
遥の不満の声をスルーしたかと思うと、急に遥に話を振る由依。