私こそ光る☆君 ~体育祭編~
「お前なぁ……」


「カナちゃん、二人三脚!!☆」


何だ、二人三脚か、二人三脚ねって……。


『忘れてた!!

二人とも、また後でね!!』


言われて思い出した私は、二人に手を振って保健室を飛び出した。

話をそらされたことに気づくことなく……。



(さすがカナちゃん……。

すっごい無自覚天然さんだ ←by 由依)


後に残された二人は、


「譲らないよ☆」


「当たり前だ。

まあ、最後に勝つのは俺様だけど?」


と、火花を散らしていた。


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