姫さんの奴隷様っ!
 
 
 
耳を澄ませば、聞こえてくるよ。まるで昨日のことのように、俺が初めてこの国を訪れた10歳の気節を思い出す。
少しだけ、遠回りしてからこの続きを綴りたいと思う。俺がこの場所に居る意味を、過去から導き出したその後で――。
 
 
 
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