明日 ~運命に打ち勝って~
恋 ~恋というもの~
君が、
君のことが、
好きと気づいた日から、
三日が過ぎた。
四日目が終わろうとしていた、
そのときだった。
ガラガララ・・・
「え・・・?」
「よぉ!」
マコト・・・君!!!
待ってたよ。
私・・・。
「待った??」
ばか。
「待った??」
って聞かれて
「待ったよ!」
なーんて答えられるカンケーじゃないじゃない。
でも、
「遅い!!待ちくたびれた!!」
と笑いながら、冗談半分に答えればいい。
でも、私はいえなかった。
いわなかった。
「もしかして、待ちすぎて怒ってる??」
コクン・・・
そう、うなずけば話は弾むだろう。
でも私は、顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
「どうした??熱でもあんのか?」
マコトが、私の額に手を・・・!!!
触った!!
「きゃっ・・・!」
パシンッ・・・
・・・・・・。
・・・え・・・・・・・??
今、私・・・。
私は、マコト君の
手を叩いていた。
「・・・・・・。」
「ごっ・・・、ごめん。」
やってしまった。