忠告
一
「綾子。誕生日おめでとう」
「ありがとう。お母さん」
今日は私の15回目の誕生日。
テーブルにはご馳走が並んでいた
「あんたももう15歳かぁ。早いもんだね」
姉がしみじみと言う。
「いーなー。俺も早く誕生日こないかな~。プレゼント貰えるしッ」
「晃はこの前誕生日がきたばかりじゃない」
弟の言葉に対し、私がつっこむ
少し笑い声が、部屋を支配した
「早く酒のもうよ」
姉が早く酒を飲みたそうにしていた
ちなみに私と弟はジュースだ
当たり前だけど
「乾杯!!」