MISSING.



そのまま
離れていこうと
するから
シンのスエットの
裾を思わず
掴んでしまった。



『マキ?寂しいの?』




寂しい。





改めて思った。




シンが近くに
居るのに
離れていこうとするのは

なんだか寂しい。



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