監禁ブラックムービー
ごめんね…
ごめんね…
遅くなって本当にごめんね…?
謝っても重く、そして何か心に引っ掛かる罪悪感が込み上げてくる。
「どうしよう…本当に空が…」
信じたくない事なのに、悪い状況しか考えられなくなる…
「そんなに雨降らないで!!空が…空が…悲しんじゃうよ…!!」
私は持っているバッグを窓に投げた。
物に当たる事しか出来ない私は情けなくて…
とっても惨めで…
そんな自分に呆れて…
涙が溢れて…
とても私は…
弱い人間だと思った。