監禁ブラックムービー

「何で閉まるの?」

いつも開いてるのに!!

私は何回も屋上の扉を開けた。

でもやっぱり鍵がかかっている。


「最悪…!何で朝から…」


私がぐちぐち呟いていると担任が来てしまった。


「コラァ~!倉木!!何で屋上にいるんだぁ~?」


「ちょっと!何でいつも開いてたのに急に閉めるの?」


担任は煩そうに言った。


「危ないからに決まってるだろ?!!」


「何で今日なの?」


担任は首をかしげて言った。

「それは先生には分からない!とにかく速く体育館に来い!!」


担任は解散!
っと言って屋上から離れないといけなくなった…


「終了式何ていらないし!!」

軽く舌打ちしてから、
私は早々と体育館に急いだ。

< 190 / 220 >

この作品をシェア

pagetop