恋花火
バスケ部の男子が練習している姿は思わずまばたきを忘れてしまう位、見てしまうコトが多い。


私はひそかにバスケ部の男子に憧れをいだいていた。


「ねぇ、桜井」

爽が笑顔を私の名前を呼んできた。


「なっなっ何?」


「アドレス交換しよー」


そう言ってケータイを差し出してきた。
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