約束

―麗奈SIDE―


「キャッ!!」


私はつまずいて転ける!


と思ったとき理緒がとっさに支えてくれた。


「大丈夫か!?」


ドキ


今、理緒が理緒でないような気がした。


「う、うん。」


「良かった。とりあえず一番取ろうぜ!」


結局一番になった。


そして私の心臓は二人三脚を走る前とは違う


ドキドキを残した。


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