一億五千万と告げられた男 【実話】

2

プリペードも無くなり

補充するのも面倒なんで
そのまま 降りる駅に着き、

いつものように
買い物をし、ついでに
¥5000円分だけ購入し

補充してみた


未読12件


表示されていたので

開いてみると。

すべて先ほどやり取りした
人からのメールだった


「連絡がいきなり切れましたが、
私は待ちます。 あなたに是非、
〈一億五千万〉を受け取って
いただきたいので」


「まだ連絡くれないのですか??
あなたが連絡くれればすぐにでも入金
可能になります。 お待ちしています
是非、ご連絡下さい」


「まだのようですが、もうやめるのでしょうか?
〈一億五千万〉明日あなたのものになるんです
よく考え下さい
私には時間が無いんです
お願いします ご連絡ください〉







こんなメールが懲りずに永遠に書いてあった。


少し怖くなった俺は、そのまま補充はしたが
メールを確認する事をしないでいた。
< 3 / 15 >

この作品をシェア

pagetop