保健室


「本気…だったの?」

「もちろん♪」

・・・・・・・・・

「私には賢治がいるから…」



そこまで言うと、


「ふーん、そっか分かった。でも俺、そんなことじゃ諦めないから。絶対奈央と付き合うし」




『奈央』!?



「俺等もう家族みたいなもんだし。家じゃ『先生』じゃねぇよな?」

「え…」




「奈央も隼人って呼ばねーと、またキスすっから」



!!!!!!!

宮川君はまた少し顔を近づけてきた


「奈央、呼んで?」

「…………」
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