保健室


そんなくだらねぇことだけど、俺にはたまらなく嬉しくて、唯一『先生』と呼べる人だった



それから俺は頻繁に保健室に行った

明るくてバカで、教師に見えねぇ先生と話すのはすっげー楽しくて、

俺が先生のことを好きになるのに時間なんてかからなかった。




だけど先生には彼氏がいて、それもよりによって俺の担任の原賢治。





でも、そんなこと俺には関係ねぇ。


絶対に先生を俺のモンにしてやる…




そこで俺はある提案をした




コンコンッ・・・


「はい」

「俺だけど」


ガチャッ


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