絶対指令
ガッ!!!!
「…ッ! ん!!」
目を開くと視界が逆転していた。
「天井が下にある…」
ベットに足だけを残し
床に頭をぶつけた格好で落下…。
「夢…かぁ…」
ゆっくり起きて頭をさする。
カーテンから差し込む光が眩しい。
「いったぁ…。」
ズキズキする頭のまま只今の時間を
ベットの端に置かれている目覚まし時計で確認。
「ん…と…3時…??」
カチ…カチ…
必死に長針が上に上がろうとするが
力が足りず上がれない。
3時17分から動けないでいる。