存在意義をつかめ
私は1組へ後ろのドアから入った。

黒板をみると席順がはってある。

私は2行目の後ろから2番目。

このクラスは女子が14人なのに対し男子は26人と多い。

…むさくるしそうだ。

とりあえず私は席に着く。

そう言えば後ろの席は誰だろう?

再度黒板に目をやると、

私の後ろは私の親友

保崎由梨ホザキユリ だった

ちなみに由梨以外は知ってる人はいなかった。

ガラガラ

音と共に由梨が入ってくる。

私は由梨に駆け寄り

「由梨!同じクラスやね~!」

といった。

「クラス表見たでしっとるけど」

と苦笑い気味に答えられた。

「席も近いんやにぃ?」

そう言って由梨を黒板まで連れて行く

「近いってか……前後じゃん」
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