僕らの時間〈3〉
藤原君とは料理の話で盛り上がった。
一方的に俺が、こうした方が味が染みるとか言うただけやけど。


料理が、もうすぐ出来るというタイミングに五十嵐の声が部屋中に響き渡る。

「大ちゃーん!
おかえりのチュー!」

もちろんラリアットで返しましたけど。





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