僕らの時間〈3〉
「え?たかちゃん!?」

前髪をあげた、たかちゃんが、トタトタと走ってくる。

どういう事でしょう?
一緒に住んでるのでしょうか。

「むっちゃ濡れてるやん。
風呂入れ!ふじゃあら、菊地に服貸したって」

お風呂までひっぱり説明をして服を渡され、たかちゃんは私の有無も聞かず、お風呂の扉を閉めた。

軽くシャワーで体を温めて出るとタオルと服が、きちんと置かれていた。

何だか、全てに尽くされてます。




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