僕らの時間〈3〉
ただの嫉妬
「…なんやねんな、もう…」

珍しく教室にいる高原の顔は、めんどくさそうだった。

朝から藤原が、おかしいのだ。見てもわかるように何か怒らしたみたいなんやけど全く検討がつかん!!!!

何にキレてんねん!

普段、自分がキレて聞けるような雰囲気ではないのだ。

あいつが、まじでキレた時は、何も話しかけれないのが本音。






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