僕らの時間〈3〉
その時だ。
首のラインからアレが見えたのが。

すぐに誰がつけたのか解った。

以前に高原を迎えに行った時に出くわしたのだ。
俺は、すぐに高原に忠告をしたのに高原は「ありえん」と笑っていたのだ。

案の定、つけられて帰ってきている。

今からでも、どうにかしてやりたい気分だった。

次の日にこんなことをしてるのだから抑えられなかった。






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