僕らの時間〈3〉
わかるから
「五十嵐、おかえり」
あ、やっぱり、紙袋持ってる。毎年思うけど、ほんまにこんなんあるんやもんなぁ。
漫画みたいや。
「ふふふ」
「なぁに?大ちゃん何笑ってんの?」
五十嵐は俺の顔をニヤニヤと覗いていた。
「かっこええからやっぱり、いっぱい貰ってきてるなぁって思って…」
「社交辞令なもんやろ。
俺は大ちゃんのチョコしか興味ないもん」
あ、やっぱり、紙袋持ってる。毎年思うけど、ほんまにこんなんあるんやもんなぁ。
漫画みたいや。
「ふふふ」
「なぁに?大ちゃん何笑ってんの?」
五十嵐は俺の顔をニヤニヤと覗いていた。
「かっこええからやっぱり、いっぱい貰ってきてるなぁって思って…」
「社交辞令なもんやろ。
俺は大ちゃんのチョコしか興味ないもん」