*キャラメルドロップ*
きっと、相手が麗華や咲音以外の誰でもなかったら、わたしは許さないと思う。
でも……
「許す。麗華だから…。それより、龍どこにいるか分かる?」
わたしが言うと、麗華の顔はパァァッと一気に明るくなった。
「と、東ヶ崎なら天音を探しに走ってったよ!きっと、教室とかにいるんじゃない!?」
龍が…わたしを探しに?
…………やばっ。
なんか チョー嬉しいんですけど…///
ってかわたしのクラス?
遠いなぁ…。
と、思いながらも わたしは自分の教室に向かった。