*キャラメルドロップ*




階段を降りると、芝生で寝てる人がいた。


「………ッ、龍!」


まだ龍かも分からないのに わたしは叫んだ。


あれが龍って自身はあったんだ。


違ったら逃げよう!


わたしは逃げるポーズをとった。


「………天…音?」


――ビックッ!!


ゆっくり後ろを向くと、寝てた男の子ではなく、その反対方向に龍が いた。


「………えぇっとぉ…。状況が、分からないんデスけど…?」


寝てたのは龍じゃないのに、なんで龍がここに?


ん~?


マジで分からん。



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