‐傷口‐
‐ゎたしのぉ父さんッて
どんな人なんだろぅ‐


ゎたしの中で
だんだん
大きくなってぃった。

みんなの言ぅ
『ぉ父さん』ッて存在。

ゎたしも
知りたくなってぃた。

学校の行事、
運動会に参観日
父の日に七夕。

他のクラスメィト達の
両親を眺める。

ゎたしの
席の後ろ側にゎ
ぃつも父親の姿ゎなくて
母親が少し
微笑んでぃた。

ぁる日
学校の授業で
父の日に贈る
ぉ父さんの絵を
描くコトになった。

ゎたしゎ
家に置ぃてぁる
ぉ父さんの1枚の写真を
思ぃ出した。

眼鏡をしてぃた
その姿を
思ぃ出しながら

クレョンを持った。
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