‐傷口‐
父の日参観の日。

次から次へと
みんなのぉ父さん達が
教室に入ってくる。

隣の席の子が
『ぅちのぉ父さん来た!』
ッて言ってる。

みんなざゎざゎして
はしゃぎはじめてた。

ゎたしゎそっと
後ろを見てみる。

知らなぃぉじさん達が
たくさんぃた。

ぃるゎけなぃ姿を
探してみた。

写真の中の
ぉ父さんゎ
どこにもぃなかった。

その日
父親が来なかった家ゎ
ゎたしと
もぅひとり
母子家庭の子だけだった。

その子の家ゎ
決して
裕福な家でゎなくて
母親しかぃなぃコトも
みんな知ってた。

その子ゎ確か
隠してなかった。

だから
貧乏の子だって
母子家庭だって
みんなに言ゎれてた。

ぃじめまで
ぃかなかったけど
好かれてゎ
ぃなかった。

ゎたしも本当ゎ
同じ環境なのに

普通の家庭の子だって
思ゎれてた。

その子が
母子家庭だって
仲ぃぃ子達が噂してると

ゎたしゎなんだか
複雑な気持ちになってた。

ゎたしの家も
ぉ父さんぃなぃょッて
言ったなら
みんな
どぅ思ぅんだろぅッて

同じょぅに
噂されるのかな?ッて

心が痛んだ。

言ぃたくても
言ぇなかった。

ゎたしにゎ
架空の
父親の存在が

もぅ
成り立ってぃたから…。
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop