リボンルージュ

そして、私達は美術のために移動していた。

「あ〜あ、やっぱり、もったいないよ」

「うん、ごめん」


なんで、謝ってるのかな


そして、角を曲がろとすると、


「きゃあ!」

誰かとぶつかった。

「あっ、ごめんね」


顔を上げてみると


うそっ


「きゃあー倉橋先生!」

えっ!この人が倉橋先生!

「萌ちゃん、この人だよ
あの時の!」

「えっ、倉橋先生!てか、遊園地いってたの?
会いたかった〜」



そこかい!




「違うよ!助けてくれたの高倉先生なんだよ」





・・・・・ていゆうか





「先生!遊園地にいたとき会ったことないって言ったじゃないですか!」




「あ〜、川渕さん、全然、気づかないから面白くなっちゃって」


そして、ニコッと微笑んだ。

言い返してやろうと思っても、頭がついていかなかった。


やばい・・・・・なんか、顔が熱い・・・・・









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