ずっと、忘れない

彼氏の存在 -かなSide-





私は、宏樹と意気投合し
線香花火を楽しんでいた。






『ねぇねぇ。』






宏樹に話しかける私。







『知ってる?線香花火って
 本当は夏の終わりに
 するんだよー?(笑)
 うちらの夏はもう
 終わっちゃったねーっ(笑)』


クスクス笑いながら話す。



『まぢで?!
 俺の夏、もう終わりーっ?!』





がっかりした宏樹を見て
またクスクスと笑う私。








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