白い光の中で
第一章*雪舞-ユキマイ-

夜道-ヤミチ-

「‥‥寒いな‥」




雪もちらつくこの季節に男一人


今は午前1時を回ったところだ



辺りは静まり返っていたところに自分の声だけ響く


その感覚は嫌いではない感覚だった





だが



「‥来た」

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