白い光の中で
「あたしの魅力はガキにはわかんねーんだよ」

「はいはい」




「ま、あんたの一言言っといてあげるよ、恵奈に」


ん‥?

「恵奈?」


「会ったんじゃないの?」
「黒い髪の‥?」
「そ、可愛いよね、あんたにはもったいないって」




俺の中の混乱が整列し始めて‥‥次第にわかったことがあった




「さようなら俺の春‥」

「‥なんかしたの?」


「どっかのヤンキーが渡したエロ本を開いたら‥」

「見られたんだ?」

「はい‥」




俺がそう返事すると

栗原さんは声をあげて、泣き笑いした
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