白い光の中で
栗原は一時笑った後、


「あっはっは‥まぁ‥ごめんって、あたしから説明しとくから‥あ〜!おかしい!!」

「誰のせいですか‥」



「あんたも謝りにいきな、説明しとくから」



「部屋知らないし‥」



「A棟305号室、ちなみにあんたとタメ。17歳」



A棟‥?


「A棟って‥‥」


「あんたはあまり行かないかもね。」


「重い病気の人が多いって聞いたんですけど」


「ま‥だから暇なんだよ。恵奈は。十代なんてこの田舎の病院じゃ、恵奈くらいだし‥だから行ってあげな」
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